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尿酸値について

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近年、食生活の欧米化などのライフスタイルの変化に伴い、尿酸値の高い人が増加傾向にあります。尿酸とは、細胞中にあるプリン体という物質が肝臓で分解されて生じる老廃物です。尿酸が血液中に溶ける量には限界があり、尿酸値7.0r??を超えると、溶け切らなくなった尿酸の結晶化が始まり、関節などに沈着します。尿酸値が高くなると高尿酸血症と診断され、放っておくと関節などに激痛を伴う痛風に進行します。

 

高尿酸血症とは?

生活習慣病のひとつである高尿酸血症は、現在、日本では潜在患者も含めて約500万人がかかっているといわれています。高尿酸血症は、はじめはなんら自覚・他覚症状はありません。しかし、尿酸値の高い状態を数年間放置していると、ある日突然、足の親指が激しく痛み出す痛風になります。
痛風を予防するためには、尿酸値が高いと指摘された時点から、早めに尿酸値を下げることが大切です。

 

痛風の症状は?

尿酸の結晶ができやすい部分は右図のように手足、特に足の関節が多いです。
1)激しい痛みがある
2)赤く腫れている
3)患部が熱を持つ
4)足の親指の付け根、あるいは、ひざから下の部分が痛む
5)一週間程度で痛みが全くなくなる
以上が、特徴的な症状として挙げられます。

 

尿酸値の正常値は?

4.0〜6.0r/dlが目標値
7.0r/dl以上で高尿酸血症

 

尿酸値が高くなる原因は

1)肥満
食べ過ぎや飲みすぎ、運動不足などによる肥満が原因であると言われ、痛風の患者さんの約60%には肥満があります。肥満になると、中性脂肪が尿酸の産生を促すため、尿酸値が高くなります。BMI25以上、または腹囲は男性85p、女性90cmの場合は注意しましょう。

2)遺伝
約20%ぐらいの痛風の患者さんには家族歴があります。

3)ストレスや運動
ストレスは尿酸値を上昇させます。また、激しい運動は一時的に尿酸値を上昇させます。

4)他の病気の影響
腎機能が低下したり、血液の病気があると上昇します。悪性腫瘍があると高くなる場合があります。

5)薬の影響
高血圧や糖尿病などの薬の中には、尿酸値を上昇させるものがあります。

6)女性の場合、閉経
女性ホルモンが尿酸の排泄を促すため、閉経すると尿酸値が高くなります。

 

高尿酸血症の治療法

治療の基本は、生活習慣の改善であり、食生活、適度な運動、ストレスの解消の3つが基本です。中でも食生活を見直し、尿酸値のコントロールを長期的に続けていくことが最も重要です。
薬による治療は、生活の改善を行っても下がらない場合や、8mg??以上の場合に行われます。治療を開始してから半年間は副作用が起こりやすいため、定期的に検査を受ける必要があります。症状が治まったからといって、勝手に服用をやめると、尿酸値はすぐに元に戻ります。医師の指示に従い、用法用量を守って服用しましょう。

 

日常生活での注意点

1)肥満を改善しましょう
適正な摂取カロリーの範囲内で、1日3食規則正しい食事を心がけ、肥満を解消しましょう。

  *適正な摂取カロリー=標準体重(s)×30kcal
  *標準体重(s)=22(BMI標準)×身長(m)×身長(m)

2)野菜や海藻類などのアルカリ性食品を多く摂りましょう。
高プリン食の中には尿の酸性度を高める傾向の強いものが多く含まれるため、動物性蛋白質に偏った食事は尿の酸性度を高めます。尿をアルカリ化する食品には、野菜・海藻類などがあります。

3)プリン体が多く含む食品を控えめにしましょう。
肉類・レバー・もつ・いくら・白子・魚の干物はプリン体が多く含まれるため、控えましょう。
…プリン体の含有量は右の表をご参照ください。

4)アルコールは控えましょう
アルコールは、尿酸の産生を促し、排泄を抑制します。また、ビールはプリン体を多く含んでいるため制限しましょう。

5)軽い運動を行いましょう。
肥満防止のため、毎日継続してウォーキングなどの有酸素運動を行いましょう。短時間に身体を激しく動かす運動(無酸素運動)は、かえって尿酸を増やしてしまうので避けましょう。

6) 水分を十分に摂りましょう。
尿酸は腎臓から尿の中に捨てられるので、水分を十分にとって尿の量を多くすれば尿酸もたくさん尿中に出て行きます。1日2L以上の尿を排泄するよう、水分を十分にとりましょう。

  *一日の必要水分量=体重(s)×30ml

7)ゆっくりと身体を休めましょう。
ストレスや疲労をためないように、十分な休息をとりましょう。

 

当診療所でも、尿酸値の検査・治療を行っています。
受診希望の方は下記までご連絡ください。

岐阜健康管理センター
0574-28-8425

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