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VDT症候群

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10月10日は「目の愛護デー」です。
10を二つ並べて横にした時に、眉と目の形に見えることから制定されたこの日。
この機会に、ご自身の目の健康について考えてみませんか?

まずは、疲れ目についてお話します。

疲れ目の解消

・十分に休息をとりましょう。
・冷やした濡れタオルや、少し熱めの蒸しタオルを目に当てると、血液の循環がよくなり、疲労回復を早めます。
・目に直接冷水か温水を当てると目に程よい刺激をあたえ、血行をよくし、リフレッシュさせます。また、首筋から肩にかけて熱めのシャワーの圧力を強くしてかけると、マッサージ効果も期待でき、疲れ目、頭痛、肩こりも改善されます。


疲れ目対策には、目のマッサージも大切です。

疲れ目対策には、目のマッサージも大切です。
@ 眉頭の生え際のあたり、つまり鼻の付け根部分を、軽い痛みを感じる程度に5秒ほど押します。
A そのまま、眉頭から眉尻までを、骨のくぼみに沿って少し強めに押していきます。
B 眉尻まできたら、そこをまた5秒ほど押して、最後にこめかみの部分をゆっくりと押します。
C 目の下の骨の部分を、目頭から目尻の方へ、人差し指と中指で「グリ」という感じで円を描くようにマッサージしていきます。

これを両目2〜3回繰り返しやってください。


これらの点に注意しても、目の疲れがなかなかとれない場合は、何らか
病気が隠れていることがあるため、眼科を受診し、原因を調べましょう

 

 今や、日本におけるインターネット人口は1300万人を越え、誰一人としてコンピューターとは無縁ではいられない時代になりつつあります。それに伴い、パソコン類のOA機器によって、目の不快感を感じる人が激増しています。
 「VDT(Visual Display Terminal)症候群」と呼ばれる、「ディスプレイ作業にかかわる人の視覚障害」は、10年ほど前から社会問題となっています。これは、「テクノストレス眼症」ともいわれ、パソコンや携帯、テレビゲームなどの画面を見る作業によっても起こる症状です。
 ディスプレイ作業を続けている人の60%以上が目の疲れやイライラなどの「テクノストレス」に悩んでいると言われています。VDT作業は、眼精疲労をはじめとするさまざまな目のトラブルを引き起こすだけでなく、身体や心に影響が出ると言われており、日頃の予防が大切となってきます。

 

VDT 症候群とは

 VDTを使った仕事は、視線が常に画面とキーボードと書類の3か所を移動するので、疲れやすくなります。その上、集中して画面を見続けるため、瞬きの回数が普段の約1/4に減り、目が乾きやすくなるので、目に負担がかかります。また、長時間同じ姿勢をとることは、首・肩・腕などの痛みやコリの原因になります。
 VDTを使う作業によって起こるこうした疲れ目、身体、心に影響の出る病気を、VDT症候群(テクノストレス眼病)と呼び、VDTの急速な普及により起こった、現代の新しい病気とされています。


VDT症候群の症状

 VDT症候群の症状、主な自覚症状は、疲れによる充血やかすみ目、視力低下などの目に関する不調ですが、身体の痛み、胃痛や食欲不振、便秘などが起こることもあります。
 さらに進行すると、イライラや不快感、抑うつといった一見目とは関係のなさそうな症状へと発展することもあるので注意しましょう。

1.目の症状
 目の乾き・痛み、充血感、ぼやける、視力低下感、眼精疲労、調節緊張、結膜炎、角膜炎、涙液減少など。

2.運動機能の症状
 首や肩のこり、背中のだるさ、首から肩・腕が痛む、足や腰のだるさなどの症状がおこり、慢性的になると、背中の痛み、手指のしびれなどいろいろな症状に発展します。

3.精神神経の症状
 頭痛、めまい、だるさ、食欲不振、過食、イライラ感、生理不順や流産、不安感を抱いたり、抑うつ状態になったりします。


VDT症候群の原因

1.光
 光には明るさを示す「照度」と、輝きを示す「輝度(グレア)」というものがあり、輝度が強すぎる場合には、視神経に負担をかけ、目の疲れの原因になります。

2.姿勢
 無理な姿勢や、同じ姿勢の持続が肩こりや腰痛などを引き起こします。

3.目の動き
 書類と画面を交互に見ると目の調節機能も頻繁に使うために疲れると考えられます。タイピングになれない人は書類、画面、キーボードと視線を交互に動かすために、さらに目が疲れます。

4.ドライアイとの関係
 VDT症候群とドライアイはお互いに症状を悪化させます。
 目は、瞬きによって涙が送られると潤い、酸素や栄養分が補給されます。ところが、VDT作業を続けると、まばたきの回数が普段の約1?4に減り、一時的なドライアイに陥ります。エアコンの普及によって室内が乾燥しやすい環境も手伝って、ドライアイが増えています。

DT症候群の予防と悪化を防ぐために

1.適度な休憩
 作業時は目と画面の距離を50〜80センチ程度離し、1時間に10〜15分ほど休息時間をとりましょう。また、画面を見上げる位置にあると目が乾いてドライアイになりやすいため、ディスプレイ画面の上側(端)の水平線より下の位置に目線が来るよう画面を見下ろす感じにしましょう。
 昼食の直後や空腹時に根をつめて作業をすると自律神経が不安定になり、目以外にも影響を及ぼす恐れがあるので避けてください。
 目の症状が慢性化する場合は、シフトやローテーションを組み替えてもらうのもいいでしょう。

2.体操
 長時間作業を続けるときは、軽い運動で身体をほぐしたり、遠くの景色を眺めたりして、気分転換を図りましょう。

3.眼鏡
 眼鏡やコンタクトが合っていないと疲れ目になりやすいため、使用年数がたっている場合は、一度眼科で見てもらいましょう。

4.ドライアイ・緑内障の人
 過度なVDT作業で悪化する危険性がありますので注意しましょう。
 冷房や暖房が効きすぎた場所では、ドライアイになりやすいため、空調の風が直接当たらないようにし、室内の乾燥に注意しましょう。

5.早期発見
 異常を感じたら、早めに眼科専門の医師に診てもらいましょう。

 

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