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予防接種について考えましょう!!(BCG編)

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問1.結核ってどんな病気なの?

結核は、結核菌という細菌が体の中に入ることによって起こる病気です。 結核菌は主に肺の内部で増えるため、咳、痰、発熱、呼吸困難等、風邪のような症状を呈することが多いですが、肺以外の臓器が冒されることもあり、腎臓、リンパ節、骨、脳など身体のあらゆる部分に影響が及ぶことがあります。特に、小児では症状が現れにくく、全身に及ぶ重篤な結核につながりやすいため、注意が必要です。

問2.結核は今でも発生しているのですか?

結核はいまだにわが国の主要な感染症の一つです。毎年新たに2万人以上の患者が発生しています。2012年の統計では、全国平均で10万人中16.7人、岐阜県では、全国平均より高く18.4人が新しく結核にかかっています。 結核は人から人へ感染する病気ですから、その発生は人口密度の高い大都市で多い傾向にあります。また、BCG接種の影響もあり、日本では小児の患者は比較的少なく、近年は高齢者の発症が大部分を占めるようになってきました。

問3.BCGワクチンってなんですか?

BCGは結核を予防するワクチンの通称で、ウシ型結核菌を改良して作ったワクチンです。
他のワクチンと異なり「はんこ注射」なので、接種技術が求められます。一生に1回の大切な予防接種なので、熟練した医師にご依頼下さい。

問4.BCGワクチンにはどのような効果がありますか?

BCGは結核を予防するために接種するワクチンです。乳幼児期にBCGを接種することにより、結核の発症を52〜74%程度、重篤な髄膜炎や全身性の結核に関しては64〜78%程度予防することができると報告されています。また、一度BCGワクチンを接種すれば、その効果は10〜15年程度続くと考えられています。BCGワクチンは確実に接種を受けることが最も重要です。
日本の結核患者の発生率は米国の4倍程あるにも関わらず、小児におけるそれは米国の数値を下回っており、その一因としてBCG接種の効果が考えられています。

問5.腕にBCGワクチンの痕が残るのが嫌なので、目立たない所に接種することはできませんか?

BCGワクチンは、上腕外側の中央部分に接種するものとされており、その他の場所への接種は、薬事法上認められていません。また、肩の部分に接種を行うと、ケロイドを生じやすいことが報告されているため、定められた場所への接種をします。

問6. BCG接種当日の注意事項はなんですか?

お風呂に入ってもOKですが、不必要に触らないようにしましょう。
接種部位に湿疹のあるお子さんは、当日のみステロイド塗布を中止してください。
風邪をひく可能性があるため、長風呂は避けましょう。

問7.BCGワクチンを接種することで、どのような副反応が起こりますか?

リンパ節の腫れや局所・全身の皮膚症状などの比較的軽度な局所反応は一定の頻度でみられますが、重大な副反応の報告は稀です。

問8.BCG接種後の経過は?

接種後10日から2週間・・・針跡に一致したポツポツが現れる
1から2ヶ月・・・反応が最高潮
3から4ヶ月・・・瘢痕を残して治ります。

問9.BCGワクチン接種後に、接種した場所がジクジクになってしまいましたが、病院に行った方がいいですか?

BCGワクチンを接種してから2週間くらい経つと、針の痕に一致して発赤や硬結が生じ、その後化膿してかさぶたを作ることがあります。このような反応は、BCGワクチン接種後には一般的にみられるものであり、特に接種後5〜6週頃に最も強く現れるとされています。
遅くとも半年から1年でゆっくりとなくなります。
通常は、接種した場所を清潔に保つことでこれらの症状は治りますが、数ヵ月以上に渡りジクジクしている場合や、針の痕が互いに癒合して大きな潰瘍になってしまった場合には、稀に治療をすることもありますので医療機関を受診して下さい。

問10.コッホ現象ってなんですか?

問7のような症状は、接種してから5〜6週頃に最も強く現れるとされていますが、結核に感染している人にBCGワクチンを接種した場合、接種してから1週間〜10日以内(多くの場合は3日以内)に同じような症状がみられることがあります。一種のアレルギー反応によるものと考えられていますが、このような現象を「コッホ現象」と呼びます。
コッホ現象は結核菌に似た菌(非結核性酸菌)に感染した場合でも発生することがあるので、必ずしも結核に感染していることを意味するわけではありませんが、このような症状が発現した場合には、速やかに接種医療機関を受診して下さい。
画像は、日本ビーシージー製造株式会社 乾燥BCGワクチン各種資料 コッホ現象 下敷き参照 

問11.BCGワクチンの接種はいつ行えばよいですか?

平成25年4月1日以降は生後1歳に至るまでの間に接種することと変更されました。
標準的な接種は生後5ヵ月から8ヵ月の間に行うこととされています。

問12.長期に渡る入院等により、1歳までに接種できなかった場合はどうなるのですか?

BCGワクチンの接種は生後1歳までに行うこととされていますが、この期間に、長期に渡る入院を余儀なくされた等の理由により、接種をすることができない場合もあるかと思います。特別の事情があることにより予防接種を受けることができなかったと認められた場合は、4歳に至るまでであり、その特別の事情がなくなった日から2年を経過するまでであれば定期接種の対象となります。(詳しくは、医師にご相談下さい。)
(厚生労働省 結核と予防接種に関するQ&A参照)

問13.健康管理センターでは、いつでも接種できますか?

予約制です。0574-28-8425までお尋ね下さい。

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